豆知識スタディ!
5月19日の最新情報
ナイロン66の関連リンク
オススメリンク集
ナイロン66とは?化学構造式は?
ナイロン66について解説していきましょう。
ナイロンはアミド基で炭化水素基が結合されたものが線状に連なった、
線状ポリアミドの一般名であり、炭素原子の結合状態によって、分類されています。
ナイロン66繊維は、
原料としてナイロン6の中間原料であるアジピン酸(炭素数6)と別の石油化学製品である
ヘキサメチレンジアミン(炭素数6)とを重合してつくられます。
ナイロンの種類を表す品名には、これらの炭素数を並べたものが使われているそうです。
一般にはナイロン66は絹、ナイロン6は木綿の肌さわりとされています。
ナイロンの特徴としては、
- 「強度が高く、特に摩擦に強く磨耗しにくい」
- 「伸びがあり柔らかい、低温でも硬くなりにくい」
- 「反応性が高く、薬品による加工がしやすい」
- 「熱セット性があるため、糸の伸縮加工が容易である」
欠点としては、
- 「ポリエステルと比較して、原料コストが高めである」
- 「ポリエステルと比較して、寸法安定性がやや悪い」
- 「長期間経つと黄ばみがでやすい」
などがあげられます。
ナイロン6に比べて耐熱温度が高い(ナイロン6は約220度、ナイロン66は約260度)ため、
産業用に好まれる傾向にありますが、衣料用には風合いに少し差がでるために、
商品によって使い分けられています。
ナイロン66の特徴について
このような特徴を踏まえ、ストッキング、インナーウェア、水着、
スキーウェア、などのスポーツ衣料、混紡短繊維などに使用されてます。
またナイロン66については耐熱性を活かし自動車のエアーバック用の素材としても使用されています。
高校の化学の科目などでも、ナイロン66の合成実験を行い化学構造をしらべたり、
反応式を確認する授業が行われています。
内容は、ヘキサメチレンジアミン溶液と四塩化炭素に
アジピン酸ジクロリドを混ぜた溶液をつくり、この2種類の溶液を混合すると、
界面重合でできるものです。
以前に、ナイロンタオルを使うことで、皮膚が変色すると話題になったことがありました。
これは摩擦黒皮症といって、皮膚がまるで入れ墨のような色になるものです。

調べた結果原因は、ナイロンタオルだけにあるわけではなく、
- 「ナイロンタオルやボディブラシ」
- 「石鹸やボディシャンプー」
- 「強くこする洗い方」
の3つの要素が重なって起こるものです。
摩擦を受けた皮膚は表面にある角層がはぎ取られ、
石鹸の作用によって皮膚を保護する皮脂が抜け、
老化した皮膚と同じ状態になるようですので、
こころ当たりのある方は、入浴方法等について見直してみはいかがですか。